アルバムタイトル ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク
アーティスト ザ・バンド
購 入 日 01年6月頃
購 入 店 学芸大学 ブックマート
価 格 600円
この高名なロックの名盤を私が見つけたのは、な〜んと「サントラ盤」コーナーでした。
確かにタイトルを見てみると、そう思っても不思議はないな、というタイトルですよね。
「BIG PINK」という映画のサントラ音楽集、と解釈できるようなタイトルではあります(因みにこのタイトルは、
バンドが「BIG PINK」というあだ名のピンク色の納屋で作詞作曲から録音まで全部やっちゃったということに
由来する、ということでしたよね、たしか。違ったかな? う〜む、このアルバムをサントラ盤
コーナーに並べた店員と五十歩百歩だなあ、おれも)。
しかしこのCDの裏ジャケはひどい。得体の知れない弱小メーカーが作った、
「オールディーズBEST20」みたいな裏ジャケです。
東芝EMIさん、もうちょっと何とかならなかったの? これじゃあ店員さんが間違えるのも無理はないです。
レコードの時代はどんな裏ジャケだったんだろう???
このアルバム、リリースされたのは1968年半ばでした。当時、ビートルズはこのLPを聞いてショックを受けた、
と伝えられています。そして年が明けた1969年初頭から、ビートルズは悪名高きレット・イット・ビーのセッションに入ります。
このセッションで、ビートルズは今までのトリッキーな録音技術を排し、素のままの自分たちを録音しようとしました。
バンドの泥臭い素朴な音に接して、自分たちも昔のプリミティブな音に戻る必要性を感じたのであろうことは、
想像にかたくありません。彼らもたいへんな時期だったんですねえ
(ところで、この文章の中に出てくる「バンド」という単語、頭の「バ」にアクセントがあります。念のため)。
そんな、ビートルズにショックを与えたというこのアルバム。今聞いてもまったく古さを感じさせません。
その後のアメリカのロックにずっと受け継がれていくものをこのアルバムで作ったのだ、という感じがします。
このアルバムの中からどれか1曲選ぶとしたら、やっぱ「The Weight」ですかねえ。月並みですけど。
皆さんも、どこかのサントラ盤コーナーで、お買い得値段で出ているこのアルバムを見つけたら、
買ってみてください。なかなかイケテます。